Optaneメモリ(オプテインメモリ)の功罪。まぎらわしい名称のパソコン・パーツ。
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Windows10のパソコンがメモリ(RAM)が4GBで、不具合が出ているので、
「メモリ(RAM)を増やしたほうが良いですよ」と言ったら、
「Optaneメモリがあるから大丈夫」との返答がありまして、
(あの、Optaneメモリではメモリ(RAM)の不足を補うことは出来ないのです。)
なぜかメモリと付いているのは販売側が、まぎらわしい名称でミスリードを誘っているだけで、
もし、メモリ(RAM)が少ない(RAM,4GB)のパソコンを売るのにOptaneメモリ(SSD,16GB)が付いてると知らない人は、あたかもメモリ(RAM)が増えたかのように勘違いしてしまいやすい、悪意を感じるネーミングです。
Optaneメモリの動作としてはディスクキャッシュなので、HDDとSSDのハイブリッドHDDに似た動作をさせるもので、HDDの読み込みが早くなるかもしれない機能です、
しかも、小さな容量のSSDをディスクキャッシュに使うという、
SSDに明確な書き込み使用量の限界が設定されているのに、
書き込みを繰り返すキャッシュ専用に使うという謎めいた仕様。
一般的にSSDを買う場合は、容量が大きなサイズのほうが書き込みが分散されるので長寿命なのですが、SSDとしては比較的に小さい16GBなどで、キャッシュ専用に使うのは何かを犠牲にしているように思えます。
「Optaneメモリはオワコン」という書き込みに、
「始まってすらいない」というレスがついたとか。
まあ、一般用途向けにはOptaneメモリが製造中止になるみたいですし、
だまされないように注意しましょう。
もし、メモリ(RAM)が足りないならば、メモリ(RAM)を増やし、
HDDが遅いならば、SSDに置き換えたほうが書き込みも高速化されるので
効果が高いでしょう。
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