Windowsアップデートが失敗する場合にアップデート情報をクリアする方法、コマンドプロンプト、Windows7~Windows10、(備忘録)

Windowsアップデートが失敗する場合にアップデート情報をクリアする方法、コマンドプロンプト、Windows7~Windows10、(備忘録)

Windowsアップデートが何度も失敗したりする場合に、
Windowsアップデート情報をコマンドプロンプトからクリアする対処方法があります。

細かい部分はおいておいて、とりあえず、このような対処方法が存在するということを把握しておくだけでもよいでしょう。(この方法はWindows7,8,10で使えます)

私が実行するときは、セーフモードでWindowsを立ち上げます、これはセーフモードのほうが成功率が高いように記憶しているからです。

大まかな流れとしては、サービスを停止して、関連ファイルを削除やリネームして、サービスを再開して、OSの再起動からのWindowsアップデートを再開します。

サービスの停止の部分(net stop **)ではOSによっては対象のサービスが存在しない場合があるので、見つからなくても問題ないです。

ファイルのリネームと削除は大切なところなので、もし失敗する場合には、セーフモードなど環境を変えて成功するまでトライします。また、過去に同じ作業をしているとフォルダ名が重複する場合があるので、必要があればリネームなどして調整します。

サービスの再開(net start **)も適当に実行します。このような流れです。


必要があれば、コマンドプロンプトを管理者権限で起動して、

以下のコマンドを、1行ずつ実行していきます。(コピー&ペーストしてEnterキーで実行です。)

net stop usosvc
net stop dosvc
net stop wuauserv
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver
ren %systemroot%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.bak
ren %systemroot%\System32\catroot2 catroot2.bak
del “%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat”
del “%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat”
net start msiserver
net start bits
net start cryptSvc
net start wuauserv
net start dosvc
net start usosvc

以上です。

OSの再起動からのWindowsアップデートを再開して、改善していれば成功です。

この作業によるリスクが無いわけではないので、自己責任で作業してください。(作業後に復旧すればリネームした過去のフォルダは不要なので削除して構わないです。)